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Talks to Oprah Part 1**As One of Great Interview**
February 10, 1993
Op=オプラ M=マイケル
Op:皆さん! マイケル・ジャクソンです! こんばんわ。今、どの位緊張しているかしら?

M:え、なに?

Op:今、緊張している?

M:いや、正直言ってまったく緊張していないんだ。

Op:ホントウ?

M:ええ、僕は、緊張しないんだ。

Op:はじめてのインタビュウで、世界中で生中継されているのに?もっと、緊張しているかと思ったわ。 でも、いいわ。あなたが緊張しないのなら私も緊張しない。でも、世界中にはっきりさせておきたいのは、このインタビュウをやるというのに、事前打合せは、全くしていないということよ。

M:その通り。

***CUT***

M:もう僕はジェイムス・ブラウンは天才だと思う!特にフェイマス・フレイムズ時代はね。もう信じられなかった!よくTVで見ていたんだ。それで、よくカメラマンに腹を立ててた。だってJBが盛り上がって踊っていりはじめたときに、カメラはいつもアップになっているんだ。僕は彼の足元が見たかったのに。だから、“見せてよ!見せてよ!”っていつも叫んでた。見て、覚えたかったんだ。

Op:そう、大きな影響を受けたのね。

M:まさに現象だった!

Op:他には?

M:ジャッキー・ウィルソンは、エンターティナーとして大好きだし、音楽もモチロン。ビージーズやモータウンもすごいと思う。もう、ただいい音楽が大好きなんだ!

Op:あなたのビデオを見ていると特にかなり若い頃のビデオで、あなたはステージ上でホントウに生き生きしているように見えるわ。“何かが”ステージ上のあなたに起こっているように見えるの。ステージを降りても、同じくらい楽しかった?

M:ステージは僕にとって自分の家だった。あの頃もそして今も一番楽にしていられる。でもステージを降りたときの僕はとても哀しかった。

Op:本当? それは一番最初から?

M:ええ、哀しくて、孤独だった。人気とかに立ち向かったりするのが。兄弟達と枕投げなんかをして遊んではいたけど、その後で僕はいつも淋しくなって泣いていたんだ。

Opいくつくらいのときから?:

M:とても小さな時から。8、9才くらいだったかな。

Op:有名になり始めた頃から?

M:ええ。

Op:では、外からの印象と全く違っていたのね。私は自分の小さな頃を思い出すんだけれど、本当にお兄さんのジャーメインと結婚したかったの。私たちにしてみれば、こんなすばらしい暮らしはないとずっと思っていたもの。

M:確かにすばらしいのだけれど。有名であることに喜びは多いしね。世界中を旅行できるし、色々な景色を見て、色々な人に会って、スゴイんだけど、その反面も有るんだ。文句を言うわけじゃないけれどね。リハーサルも多いから、自分の時間をたくさんつぎ込まなくちゃならないんだ。

Op:先日、・・・・あなたの少年時代は本当に失われたのだろうかと話していたんだけれど、どう思う? ***CUT***

M:まず、他の子供たちがやっているようなことをさせてもらえない。彼らが当然だと思っているような、小さな事を。友達同士で遊んだり、たがいの家に泊まったり、親友とただ一緒にいる、なんてことは、僕にはいっさい無かったんだ。小さいとき僕にはどんな友達もいなかった。兄弟が友達だったんだ。

Op:どんな子供でも、子供だけの世界に逃避する場所が必要だと思うのだけど、そういう場所を持つ時間はあったの?

M:無かった。 だからこそ今になって、あの頃一度も持つことが出来なかった時間の埋め合わせをしているのだと思う。 人々はよく、どうして僕が周りに子供を連れているのかを不思議がるんだけど、僕は、自分が手にすることが出来なかったものを彼らを通して見つけているわけなんだ。ディズニーランドに遊園地、ゲームセンター。僕はそういう物にひかれる。なぜって、僕の子供のときには、いつも仕事、仕事、仕事だったから。次々とこなすコンサート。コンサートじゃなければレコーディング・ステージ、でなければテレビやインタビュウ、フォトセッションと仕事ばかりだった。いつだって何かをしなければならなかった。

Op:S.ロビンソンを始めとする多くの人があなたについてこう語っているのだけれど、あなたはまるで“若い体に年老いた精神が入っている”ようだと。これについてはどう思う?

M:小さいとき、その話はよく耳にしたよ。僕は“45才の小人”と呼ばれていた。何処にいってもそういう声が聞こえたけれど、あまり深く考えたことはなかったな。たとえば「小さい頃、歌い始めて、そんなに上手いってことが解っていた?」って聞かれるんだけど、ただそれが勝手に自然に出てきたんだ。そんな事を思ったことなかったよ。本当に。

Op:じゃあ、マイケルジャクソンは次々とヒットを出していながら(あの頃)4曲連続ヒットとかでも、他の子供のように出来なくて泣いていたというの?

M:そうだな。僕はショービジネスが大好きだよ。でもその一方で遊んだり楽しんだりしたいという部分で悲しかった。いつかだか、南米に行く準備をしていて、みんな荷造りして、車に乗ってたんだけど、僕はもう行きたくなくって隠れて泣いていたんだ。遊びたかったよ。行きたくなかったんだ! ****CUT****

Op:家族との関係はどうなの? 仲良くしてる?

M:僕は家族のみんなをとても大事に思ってる。もっと会えたらいいなと思う。でも僕らはショービジネスファミリーだってことをよく分かってるんだ。時々ファミリーデイをやるんだ。誰かの家でみんなで集まる。ジャーメインのとこだったり、マーロン、テイト。みんなで集まって、騒いで、喋って、誰が何をやっているかを確認したりね。***CUT***

Op:思春期は特にたいへんだった?

M:とても、とても、とてもたいへんだった。子役スターらはみんなこの時期、苦しみを経験するのだと思う。だって、もうかつてのような可愛らしさはなくなるんだから。みんなは小さいままを望んでるんだけれど、成長は始まってしまう。

Op:みんなって?

M:世間みんなだ。そして成長は止められないわけだ。

Op:そうだった?

M:そうだよ。僕は吹き出物がひどくて、それで引込み思案になった。自分で自分を見るのも嫌で、暗いところに引き込んでた。鏡を見るのも嫌で、おまけに父は僕をからかっていじめたものだから、僕は嫌で嫌で毎日泣いていたよ。

Op:あなたのお父さんは吹き出物の事であなたをいじめたわけ?

M:そう僕が醜いと言った。

Op:そんなことをおっしゃったの?

M:ええ。言いました。ごめんなさい。ジョゼフ。

Op:どんな関係でいるの?

M:父の事は愛している、でもよく分からない人だ。

Op:そのことでお父さんに腹を立てたりしていない?それは、かなりむごい事だと私は思うわ。

M:彼に腹を立てる?

Op:だって思春期は、親に醜いなんて言われなくてもつらい時期なのに。

M:彼に腹を立ててるか、時々、そうだね。彼のことが分からないんだ。分かりたいと思うよ。母は素晴らしい。僕にとって完璧な人だ。父の事を理解できたらいいんだけどなあ。

Op:では10代の頃に話を戻しましょう。この頃から内向的になって言ったの?だってどう見てもこの14年間、TV、インタビューという形では全く口を開こうとしなかったわ。内にこもり、世捨て人のようになった。これはわざとだったの?自分を守るために?

M:僕には話すべき重要なことが何も無いように思えたんだ。とにかくいろいろと悲しかった。あの頃は僕にとってとても哀しい時期だった。

Op:でもステージではパフォーマンスをしたり、グラミー賞を取ったりしていたわ。なぜそんなに哀しかったの?

M:昔のこと思春期に付いては、哀しいことが沢山有るよ。父のことやそういったたぐいのいくつものことが僕をとても哀しくさせたんだ。

Op:お父さんに苛められたの?殴られたことは?

M:ええ、あるよ。

Op:それは辛かった?殴られてその後ステージにあがっていくのは。

M:ええ。

Op:どうして殴られたの?

M:彼は僕のことを自分の期待の星みたいに見ていたんじゃないかな。どんな事柄についても厳しい規律を重んじる人だったんだろう。ひどく厳しくって、きつくって。一目見られただけでも恐くなってしまう。

Op:あなたは恐かった。

M:とてもね。彼が僕に会いに来ると、僕は体調を崩してしまうことがよくあったよ。吐いたりしてね。

Op:それは子供のとき、それとも大人になってから?

M:両方だ。彼は、僕がこんな事を言うのを聞いたことが無いんだ。ごめんなさい。怒らないで下さい。

Op:どんな人でも過去にしたことに対する報いは受けなければならないと思う。あなたのお父さんもそうじゃないかと思うわ。

M:でも僕は彼を愛しているんだ。

Op:分かっているわ。

M:そして許してもいる。

Op:本当に許すことができる?

M:僕は許すことができるよ。僕について書かれていることの中にはゴミ同然のくだらないことがあまりに多い。とんでもないウソばっかりで、嫌になるよ。僕は、そういった事の話をしたいんだ。
メディアは僕に関して、いくつもの本当にひどいウワサを作っている。ぞっとするような話ばかりだ。あまりにも真実からかけ離れていて、最近解ったんだけどね。ひとつのウソが何回も出て、聞いているうちに、それが本当だと思うようになってしまうって。何回も同じウソを聞くと本当なんだと思うようになるんだ。僕について言われている話の中には、寒気がするようなひどいウソがいくつも有るんだ。

Op:あなたに関するウワサがあまりに多いので私はリストを作ってきたの。それで、本番が始まる前に家の中をあちこち捜してみたんだけど酸素タンク(oxygen chamber) が何処にも見つからないのよ。(*MJは長生きしたいために毎日酸素タンクに入って寝ているという有名なウワサのひとつのこと)

M:あの話って気ちがいじみてるよ。 まさにタブロイド!完全な作り話さ。

Op:でも、あの写真ではあなたは何かに入っているわね。あれは何なの?この話は何処から出てきたのかしら?

M:僕がペプシのCMをやったときの話なんだけれど、ひどい火傷を負ったことがあった。賠償金で100万ドル位がでて、これを全部“マイケルジャクソン火傷センター”の設立につぎ込んだんだ。あの機械は火傷患者の治療に使う機械のひとつなんだ。僕はそこを見学していて、色々いじっているうちにちょっと中に入ってみようってことになった。誰かがその写真を撮って、誰かが現像の過程で“マイケルジャクソンだ!!”ってね。その人物が焼き回しして世界中にばらまいたのさ。ウソの話をくっつけてね。完全なウソなんだ!どうしてみんなタブロイドなんかを買うんだろう? 本当の話じゃないんだよ。ある人から聞いた話なんだけど、ねえ、一対一で話したんじゃない限り、どんな話であろうとその人のことを聞きづてで判断してはいけないってね、決めつけちゃいけないんだ、本当じゃないんだから!!

Op:そのとおりね。あの話はまさにウワサが勝手に歩き出したみたいね。

M:クレイジーだよ。どうして僕がタンクなんかで寝たがるんだい?(笑)

Op:ウワサではあなたは年を取りたくなかったからあそこの中で寝ていたって。

M:バカバカしい。間抜けな話だ。全くの作り話さ。恥ずかしい。僕はプレスを許そうと思うし、誰のことも許そうと思う。それは、僕が人を愛し、許す心を持つように教育されてきたからだけど、こういったぞっとするような無茶苦茶な話を信じないで下さい。

Op:エレファントマンの骨を買ったというのは?(*映画「エレファントマン」をみていたく感動したMJがその保管されている骨を買いたいと申し出たというウワサは多くの人が信じていた。)

M:いいえ。次なる馬鹿な話だよ。僕は「エレファントマン」の話は大好きだ。自分自身と重なる部分があって、共感するので、涙が出るけれど、骨を欲しがったことなんて無いよ。骨なんて何処に置くつもりだっていうの? 僕がどうして骨が欲しいって?

Op:さあ? じゃあ、これは何処から出てきたの?

M:誰かが作って、みんなが信じたんだよ。何回もウソを聞かされると、信じるようになってしまうんだ。

Op:そうね。タブロイドでお金儲けをする人たちはね。

M:そうなんだ。

Op:わかったわ。じゃあ最近の話で、あなたがペプシのCMで自分を演じさせるのに小さな白人の子を使いたがったという。

M:まったく馬鹿げてるよ。今まで聞いた中で一番馬鹿げたおぞましい話だ!クレージーだね。どうして、だいたいあのCMで映っている子供の顔は僕自身の小さな頃なんだよ。どういう訳で僕が白人の子供に僕を演じさせたいとおっしゃるんです?ぼくは黒人(ブラックアメリカン)だ!僕は黒人であるということに誇りを持っている ! 自分の人種について誇りを持っているんだよ。僕は僕自身が何者であるかについて誇りを持っているんだ。僕は強くプライドと尊厳を持っている。それじゃあ、まるであなたが自分を演じさせるのに東洋人を使いたいというのと同じでしょう。そんなの無意味でしょう。

Op:ええ。

M:じゃあ、みなさん、こんな嫌な話は信じないようにして下さい。

Op:わかったわ。じゃあ次にあなたについて最もよく言われていることだけれど、あなたの肌の色は子供の頃と比べて、どう見ても違っているわね。色々な憶測や物議を引き起こしているのは、あなたが肌に何をしたのかあるいはしているのかということなんだけれど。あなたは肌を薄くするため漂白しているの?黒人でいたくないために?

M:だいたい、僕の知る限りにおいて“スキンブリーチ”漂白なんていうものはないよ。見たこともない。それがどんな物かも知らないよ。

Op:小さい頃よくそういう商品があったわ。でもあなたの場合30万ガロンは使わないと駄目ね。

M:わかった。まずこれには事情があるんだ。僕は皮膚の病気を持ってる。それが皮膚の色素を破壊するんだ。これは僕には止めることの出来ないものだよ。ねえ、でもみんなが勝手に話を作り上げて僕が僕自身でありたくないなんて言うのは、傷つくね。

Op:本当にそうね・・・

M:僕にとってこれは自分でどうすることも出来ない悩みなんだ。でもね、何百万の人々が太陽の下で肌を焼いて黒くなって彼ら自身の色を変えているということについては、誰も何も言わないんだね。

Op:いつそうなり始めたの・・あなたの肌の色が変わり始めたのは?

M:そうだな、よくはわから・・スリラーの後か、オフ・ザ・ウオール、スリラーあたりか、その辺だよ。

Op:でもあなたはどう思ったの?

M:血筋にあるらしいんだ。父によると父方の方に。どうにも出来ないし、理解できない。とても悲しかった。僕はこんな病歴を発表したくはないんだ。プライベートなことだからね。でも、事情がここにはあるんだって。

Op:よくわかったわ。ただはっきり聞きたいんだけど、あなたは肌の色を変えるために何か薬物を摂取していない・・・

M:オー、とんでもないよ。僕らは何とかしてメーキャップによって斑になっているのを均一にするようにしているんだ。でも何が可笑しくて、何故それがそんなにも重要なんだ? そんな事は僕にとってちっとも重要じゃないよ。 (例えば)僕は芸術というものにスゴク惹かれるんだ。ミケランジェロが大好きなんだ。もし僕が彼と話が出来るなんてチャンスがあったりとか、彼について書かれているものを読んだりしたなら、彼が彼として存在するために何からインスパイアされるのかを、その創造性の根源を知ろうとするだろう。昨晩、彼は誰と出かけていたとか、何かが有ったとか・・・つまり、僕には何が重要だってこと。

Op:整形手術は何回受けたの?

M:ほんの少しだ。この2本の指の数だけだよ。それじゃあこう言いたいね。そういった事が知りたいならって、世界中の知りたがりの煩い人たちにね、僕の本「ムーンウオーク」を読んでってね。僕の書いた本だ。ねえ、じゃあこれはどう、もしハリウッドの芸能人で整形手術を受けた人が全員休みを取ったとしたら、そこには誰も残らないよ。

Op:そうねぇ。言う通りかもしれないわ。

M:僕はホントだと思うよ。空っぽになるさ。

Op:整形手術を受け始めたのは、あの10代の頃に自分の容姿が気に入らなかったせいなの?

M:いいや、違うよ。たった2つの理由だ。僕の本を読んでよ。たいした理由じゃないよ。

Op:私に言いたくないの? 鼻は受けたわよね、明らかに。

M:ああ、でも鼻の整形を受けた人なんて僕は一杯知ってるよ。

Op:それに、あなたについて聞こえてくるこういう事柄は、もっと・・・

M:僕は頬骨や目元、唇などの整形は一度だってした事はないよ。みんなかけ離れた話なんだ。 でもね、そんな事は日常茶飯事に他の人たちがやっている事なんだ。

Op:あなたは自分の外見に満足しているの?

M:僕はどんな事にも満足した事はないよ。僕は完璧主義者なんだ。そういう人間なんだ。

Op:では今鏡を覗き込んだ時なんかにその映る姿にここが好きとか髪型がこうならとか呟いたりとかいう日はあるの?

M:まさか、僕は自分自身に満足した事なんかないよ。全然だ。鏡を見ないようにしてるくらいだ。

Op:あなたに聞かなければならないことが有るの。というのは、私の番組の沢山の母親の視聴者から聞いて欲しいと言われていたの。どうしてあなたはいつも股間をつかむの?

M:クククッ、僕がどうして股間をつかむのかって?

Op:あなたの股間に何かが起こってるのかしら。

M:無意識なんだと思うよ。ダンサーは踊っているとき、ただ音楽やサウンドを演じているだけなんだ。もしそこにドライブするベース音があれば、ベースそのものに、チェロがあれば、チェロに、ストリングスがあれば、ストリングスに、音そのものになるんだ。その音の持っている感情そのものになるんだよ。だから、もし僕が踊っていてバーンって、そこをつかんだとしても、それは・・・それは、音楽が僕にそうさせているんであって、何も、さあ今から、手をこう、そこに降ろしてつかむとかなんとか言うんじゃなくて、あなたも思っているように、そんないい場所じゃないし、ただそうなってしまうんだ。時々ビデオを見て、あんな事していたのかってね。つまり僕はリズムの成すがままになる奴隷なんだ。本当だよ。分かる?****CM break****


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